チュートリアル

シームレス地質図を表示する

Google Mapsを表示する」のソースコードにプログラムを追加して、シームレス地質図を表示します。
プログラムをわずか10数行追加するだけで、Google Mapsの上にシームレス地質図を重ね合わせることができます。

シームレス地質図を表示するためのソースコード

シームレス地質図を表示するためのソースコードの解説

ソースコードの要点を説明します。
基本的なプログラム構造は、「Google Mapsを表示する」のソースコードと同じで、28行目から43行目を追加しています。

28行目から43行目
Google Mapsの上にシームレス地質図基本版を重ねあわせて表示します。
29行目から37行目でシームレス地質図のタイルが配置されているURLを指定しています。このうち31行目はシームレス地質図の種類を表します。「basic」は基本版ですが、「detailed」を指定すると詳細版の地質図を表示させることができます。
32行目は表示させたい項目を指定します。「glfn」は地質図(g)、地質境界線(l)、断層(f)、凡例番号(n)を表示するための指定です(シームレス地質図ではこれをスタイルと呼んでいます)。シームレス地質図は小縮尺の時は、見栄えの問題から地質境界線や凡例番号を表示させません。大縮尺の時は(拡大すると)、地質境界線などが表示されるようになります。その他以下の文字列を使用可能です(全ての組み合わせが有効というわけではありません)。
「g」「l」「f」「n」「glf」「gn」「lfn」「lf」。
詳細については仕様のページで確認してください。
日本シームレス地質図WMTS配信サービス仕様(外部サイト)

40行目はシームレス地質図の不透明度で0から1の間の小数で指定します。
上記ソースコードはこちらから実行出来ます。
シームレス地質図を表示